理不尽難易度でクリアを諦めた脱落者が続出し、宣伝用のCMが怖すぎると評判になったアドベンチャーホラーゲーム「SIREN」についてご紹介させて頂きます。

はじめに言っておきますが、私はこのゲームクリア出来ませんでした。かなり怖いしクリア条件がシビアなので諦め実況動画を見てきたので、私も脱落者の内の1人です(笑)

SIRENとは

ゲームシステムは「視界ジャック」という自分の近くにいる誰か(人間以外も)の視界を盗み見る事で敵の場所や動きを調べ、なるべく見つからないようにゴール地点を目指す形になっています。

中には銃や鉄パイプ、火掻き棒などの攻撃アイテムを持って戦えるキャラクターもいますが、逆に逃げる事か隠れる事しか出来ないキャラクターもいますので、動かしているキャラクターによってプレイスタイルはかなり変わります。

更にそれぞれのエピソードごとプレイするのですが、各エピソードにはクリア条件が2つあり、1つ目は達成出来ても2つ目が難しくて出来ない、という場合もありますし、どれかのキャラクターで条件を満たしていないと他のキャラクターがいつまで経ってもクリア出来ない、という事にもなります。

シナリオも群像劇になっていて、この日のこの時間帯にこの場所でこのキャラクターがこれをしている時、他のキャラクターは別の場所でこれをしている、という感じに進みますし、時間帯が一気に飛ぶ事もありますので、最初はなかなか何が起きているのか把握出来ないと思います。

また、公式サイトで過去の話やゲーム内に入らなかった話が小説として公開されていますので、それも見ないと全体像が掴めないでしょう。

生贄と儀式と巻き添え

物語は男子高校生がネットで見つけた村に行き、人間を生贄に怪しい儀式をしようとしている所を目撃するところから始まります(この高校生が見たネットの掲示板は実際にあります

その後謎のサイレンが鳴り響き、海は真っ赤に染まり、村は孤立し、廃墟だらけになり、ゾンビのような化け物が徘徊する異世界になっていて、巻き込まれた人々はその絶望的な状況から何とか脱出しようと頑張っていきます。

それぞれが頑張って頑張った結果辿り着くエンディングが、まったく救いがありませんし、絶望感たっぷりな仕様になっています(1人だけ助かりますが、それはそれでどうなのでしょうか)

あの儀式は何なのか、生贄の少女とは、なぜ異世界になったのか、化け物の正体と目的とは、巻き込まれた人々の運命とは、最後の方までいかないとこの謎は解けないと思います(エンディングまでいっても解けないかも)

それぞれの心の闇・弱さ

人には大抵心に闇を抱えていて、弱さを持っています。このゲームのキャラクターも同じですし、特に意外なあのキャラクターの闇には驚きましたね。

そのキャラの過去や隠している弱さが分かった時、閉鎖的な村と昔から続く怪しい儀式とそれに取り込まれる人々、その人々に自由を奪われるやるせなさに心を抉られます。

まぁそもそもこの儀式を始める事になった女性の理由も可哀相なものですし、とりあえずこのゲームを鬱ゲーに入れた一番の理由は頑張ったキャラクターとプレイヤーが辿り着くエンディングの救いのなさなので、ここはこれ以上書かない事にしますね、ネタバレになってしまいますし。

どうあがいても、絶望

これはSIRENのキャッチコピーです。絶望的な状況から、プレイヤーはエンディングを目指して当然必死に足掻いてみるのですが、その先には絶望しか待っていませんよーという製作者側からの皮肉でしょうか(笑)

絶望しか待っていなくても頑張るのがプレイヤーさんなので書いちゃいますね、どんなに足掻いても頑張ってもその先には絶望しかありませんよ。

これがこのゲームを鬱ゲーリストに入れた最大の理由です。続編もそうですが、このゲームに普通のハッピーエンドは一切ありません。

絶望から始まり、絶望で終わる。それがSIRENです。足掻いた先にどんな絶望が待っているのかは、あなた自身の目で確かめてみて下さい、くれぐれも「ストーリーを教えてもらうスレ」とかは見ないようにして下さいね?クリア出来なくとも動画が結構上がってますので、そちらを見て下さい。

ああ、決して文章で見るのがダメだとは思っていませんが、実際にゲーム画面を見た方がどんな絶望なのか分かりやすいですし、楽しめると思っているからです、その後に文章で確認しても遅くはありませんし。

出来ればあなた自身でプレイしてエンディングまで辿り着いてみて下さい。かなり頑張らないとクリア出来ないと思いますので、その方が絶望感を味わえると思います。

それでは、これ以上は楽しみを軽減してしまうネタバレを書いてしまいそうなので、これで失礼しますね。2の方もなかなかの絶望感なので(ちなみに2のキャッチコピーは「逃げ場なんて、ないよ」「絶望のサイレンが、再び鳴り響く」です)そちらも合わせてごらん下さい。