エ□ゲー界では「泣きゲー」「鬱ゲー」「純愛」という3大ジャンル(数ある種類の中でも大きく振り分けたものです)がありますが、この「スクールデイズ(通称スクイズ)」はどちらかと言えば「純愛」に振り分けられます。

純愛なのですが、純愛すぎて狂気になり、最終的には鬱エンドに辿り着き(ちゃんとハッピーエンドもたくさんあります)、その鬱エンドの衝撃度が高く評判を呼びました。

この作品はアニメ化もされているのですが、他のエ□ゲー原作アニメと違い、これはアニメのエンディングに鬱エンド、というかヤンデレエンドを取り入れていまして、アニメでもゲームでもヤンデレエンドだけは知っているという方は結構いらっしゃいます(私はアニメから入りました、あの衝撃が忘れられなかったので)

さて、ではこの純愛(ヤンデレ)を鬱ゲーリストに入れるか正直少し悩みましたが、エンディングだけではなく通過するルートが結構鬱たっぷりなので、そこも含めてご案内させて頂きます。

どのルートを選んでもヒロインが可哀相なシナリオ

このゲームの第2の特徴(一番はもちろんヤンデレエンドです)はどのルートを選んでも必ず三角関係・浮気・イジメ・レイプのどれかを通過するというところです。

ハッピーエンドに到達しようと頑張っても、必ずどれかを通らなければなりませんし、三角関係と浮気はほとんどのルートで遭遇してしまい、イジメルートも高確率で当選する事になります。

物語が三角関係から始まるので仕方ないかもしれませんが、調子に乗りすぎた主人公が誰彼構わず手を出しまくって浮気のやりたい放題になっているのは正直、彼の人格を疑いたくなります(何故こんなヤツがモテるんだろう)

イジメも、メインヒロインの片方が元々イジメられっ子なのでそういうルートが多めになってしまうのも納得ですが、個人的にそのヒロインが憐れでなりませんよ、男性恐怖症で仲良くなれた男の子から告白されて付き合えたのに早速浮気されるし捨てられるしイジメられるし……私は言葉様派です!

さてさて、このようにエンディングが有名なのですが、そこに到達するまでのルートがかなり悲惨ですし、アニメでもそうでしたがヒロインが精神的に限界が来て壊れちゃうし、女の怖さを感じるネチネチしたイジメはあるしで、このゲームを鬱ゲーとしてジャンル分けしても問題なさそうですね。

この主人公に感情移入出来る人はいるのか

エ□ゲーでもギャルゲーでもヒロインの次に肝心なのはプレイヤーの分身ともいえる主人公です。基本的にプレイヤーは主人公を通して様々なヒロイン達を攻略し結ばれるのですから、主人公の存在は絶対だと言えますね。

しかしこのゲームの主人公、おそらく男性でも感情移入は出来ないと思います。というか、この主人公に感情移入出来る人はゲスかクズだと断言したいです。

はっきり言いますが、このゲームの主人公はクズです。パッと見は明るくて気が利き、付き合いやすい人間に思えますが、本性はチャラくて自己責任もなくちゃらんぽらんなクズの中のクズ、付き合うどころか関わり合いすら持ちたくない最低最悪の男です、女性からフルボッコされる事間違いないでしょう。

簡単に言いますと、よく見かける巨乳の美少女に一目惚れ→友達に仲を取り持って貰ってお近づきになる→「好きです付き合って下さい!」→「嬉しいです、よろしくお願いします」→「じゃあヤらせて下さい」→「えっ……ちょっとそれは待って下さい(男性恐怖症)」→「ヤらせてくれないなら簡単にヤらせてくれるアイツと付き合えば良かったな、さよなら(ポイ捨て)」……こんな感じです。

他にもこの主人公のやる事なす事言う事ほとんどがおかしいです。振った女の子が別の男と付き合い出したと知るやいなや「やっぱり俺はアイツの事が好きみたいだからさよなら!(ヤり捨て)」だったり、自分が浮気してたクセに元々の彼女に泣いて縋れると(この子本当に可愛くて可哀相)「俺が好きなのはきみだよ、アイツはただ簡単にヤれるだけのクズ女だ」みたいな事を言い出したりします(クズはお前だ)

あまりにも怒りを通り越して呆れ返ってしまう主人公の行動と言動は多すぎて書ききれないのでこの辺りにしておきましょう、あとはあなた自身で見てみて下さい、すごいですよ、彼。

女って怖い……

私は言葉様派なのでどうしてももう片方のヒロインが悪く見えてしまうのですが、出来る限りやんわりとした表現でもう1人のヒロインとその他のヒロインについてご説明しますね。

もう1人のメインヒロインなのですが、彼女はすごいです。ずっと主人公に片想いをしていて、ある日そんな彼が別の女の子に恋をしていて、しかも付き合い出しちゃった、というのは可哀相だとは思います、思いますけど。

ライバルの方が男性恐怖症でそういう行為に慣れていないのと、主人公も女性の扱いに慣れていないチェリー君だという事をいい事に、主人公に「私の体で練習して」とか言い出してそのまま最後までヤっちゃうんですから(彼女いるのに他の女の子とそういう事する主人公も主人公ですけど)

さらに表向きは二人の恋愛を応援して、ライバルにはいい親友みたいな顔をしておいて、陰では主人公と生でヤりまくりの毎日、待ち合わせ場所で待ち合わせ時間ギリギリまでヤってたりします(しかも誰に見られるかも分からない学校の屋上で)

そして仲のいい女友達達(もう1人のメインヒロインを嫌ってイジメている連中)をけしかけて更にネチネチとイジメたり、せっかく作ってきたお弁当をぶちまけさせたり(これ、彼女が黒幕だったでいいんですよね?泣きながら私は違うとか言ってた気がしますけど)しているんですよ。

彼女の一番仲のいい女の子(この子も主人公にずっと片想いしてます)は良識的で自分の気持ちはちゃんと隠して必死に友達を応援していましたが、この子以外はもうどうしようもないですね、もちろん一番クズなのは主人公なんですけど。

イジメられっ子のヒロインも、イジメと浮気と捨てられた事と裏切られた事で精神的に追い詰められてしまいヤンデレ化するのでこっちも怖いですが……女って怖いですね。

3大ヤンデレエンド

ヤンデレ、の意味は分かるでしょうか?分からない人のために簡単に言いますと、誰かを愛して愛して愛しすぎて越えてはならない一線を越えてしまった人の事を言います(男性のヤンデレもいるのであえて“人”と表示します)

好きな相手を自分のものにしたくて自分の手で殺したり、好きな相手を自分から奪う邪魔者(相手にとっては本命の恋人である場合なら余計邪魔者です)に嫌がらせをしたり殺したり、好きな相手を執拗に追い掛け回したり、脅迫したり、ひたすら愛を囁き続けたり、ストーカーもヤンデレに含まれます。

一番有名なのは妹がヤンデレ化してお兄ちゃんの彼女に殺意を抱き「お兄ちゃんそこどいて、そいつ殺せない……!」でしょうか?

さて、ヤンデレの説明はここまでにして、このゲームを有名にしてアニメ化にまで発展させた、このゲームの看板メニュ、「3大ヤンデレエンド」についてご説明します。

このゲームエンディング数は結構あるのですが、その中のたった3つがこのゲームの地位を確然たるものにしまして、このゲームをするなら最低でもこの3つのエンディングだけでも見て下さい、むしろこのエンディングを見るためにゲームをするようなものなのですから。

ああ、そうだ、個人的にはほとんどのゲームは実際にプレイする前にネタバレはもちろん、エンディングを見るのはやめたほうがいいと思っていますし、そう書いてきていますが、この3つのエンディングに関しては話は別です。

アニメでもいいですし、このエンディングだけでも、検索すれば動画サイトで投稿されているのがすぐに引っかかりますので見てきても構いませんよ、エンディングだけ見るという方もいますし、それだけでも十分価値があります(もちろん、出来るなら実際にゲームをプレイして欲しいですけど)

「スクールデイズ エンディング」とか「ヤンデレエンド」とか「鮮血の結末」とかで検索すれば出てくると思いますよ、アニメの方も引っかかってしまいますけど、ゲームの方を探すのは簡単です。

史上最低の主人公とよく出来たヤンデレをご覧あれ

主人公のあまりのクズっぷりに怒りが湧くと思いますが、プレイ出来ない程ではありません、そういう主人公は他にもいますし、「この主人公でやるのは無理」と思えた主人公は他のゲームでいましたから、彼はまだプレイする分にはいい方です。

ヒロインの末路(ハッピーエンド以外)もまるでお手本のようなヤンデレなので、まだヤンデレをよく知らない、耐性がないという方にも、ヤンデレを好きになる準備体操としてオススメですね。

それと、エ□ゲーやギャルゲーだと選択肢で自分の攻略したいヒロインに狙いを定めて主人公を動かしていくのですが、このゲームの場合は主人公、プレイヤーの言う事を聞いてくれません、勝手に最低な行動を取りに行ってしまいます。

ちなみにこれ、フルアニメーションアドベンチャーゲームというジャンルになっているのですが、書いて字のごとく、まるでアニメを見ているような感じで進みますし、浮気シーンも主人公の視点ではなくそれを目撃しているもう1人のヒロインの視点になっています。

各章に入るたびにオープニングムービーが流れた記憶がありますし、本当に選択肢と色々なエンディングがある以外はアニメやドラマを見ている感覚になります。

最後に、私は古い方のゲームを昔やったのですが、どうやらエンディングが追加され一部のキャラクターは原画から描き直されているそうです。

追加されたエンディングもなかなかエグいらしいので、興味のある方は新しい方をプレイされたほうがいいかもしれませんね、私も新しいのやろうかな。