いくつかの鬱ゲーをご紹介させて頂いてきましたが、今回は番外編として個人的により厳選したいくつかの鬱ゲーをご紹介させて頂きます。

もっと他にもあるんじゃないか、とか、これは鬱ゲーには入らないんじゃないか、とか思われるかもしれませんが、個人的にオススメしたいな、と思った作品を選びました。

勿論他にも鬱ゲーは色々とありますし、作品別に詳しく書いているものもありますので、そちらの方も合わせてご覧下さい。

有名どころからちょっと離れたオススメ鬱ゲー

という訳で、鬱ゲーとしてかなり有名な作品から、これは鬱ゲー?と思ってしまうかもしれないちょっと離れた作品を5つまで厳選したので、それぞれの作品を簡単にご紹介させて頂きます。

例のごとくネタバレはなるべくしないようにしますし、鬱ゲーだとどうしても古いエロゲーが多くなってしまうので、プレイ出来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、年齢的にも大丈夫という方はぜひプレイしてみて下さいね。

また、いくつかの作品はかなり重度と言いますか、精神面を思いっきりぶん殴ってくるものもありますので、精神状態にはくれぐれもお気を付けて下さい。

史上最強の鬱ゲー「さよならを教えて」

発売はかなり前なのですが、未だに伝説の鬱ゲーとして語られている「さよならを教えて」は、プレミアがついていてかなり高額だったのですが、あそBD(古いソフトをブルーレイディスクで出し直したもの)が出た事でかなり手が出しやすくなりました。

主人公は人と関わるのが苦手で悪夢にうなされる教育実習生で、ヒロインはその学校の生徒達。毎日夕方から始まり、6日目くらいまでは比較的に普通にヒロイン達との交友が進みます。

しかし、その辺りから主人公の様子がおかしい(おかしいと言えば最初からおかしいようなものですが)事に気付いていきます。

ノベルゲーの場合、選択肢で主人公を動かしてヒロイン達を攻略していくのですが、この主人公はプレイヤーの言う事を聞いてくれなくなります。

選択肢の際に選んだものとは全く違う行動に出たりしますし、とある場面では選択肢が「殴る」「殴る」「殴る」だけで、選択肢の存在の意味がありません(笑)

また、主人公の言動、行動がおかしく、ヒロインはバケモノに凌辱されるので、よく分からない不気味な世界観に引きずり込まれてしまい、プレイヤーによってはプレイするのが危険な場合もあるようです。

なお、公式サイトには次のような注意事項が書かれています。「現実と虚構の区別がつかない方」「生きているのが辛い方」「犯罪行為をする予定のある方」「何かにすがりたい方」「殺人癖のある方」こちらに該当する方は購入をご遠慮くださるよう、あらかじめお願い申し上げます。

という事らしいので、上記に当てはまりそうな方はプレイするのを考えた方が良さそうですね、くれぐれもお気を付けて下さい(笑)

巫女達の経緯が悲しすぎる「零シリーズ」

海外でも大絶賛を受けた怖すぎるホラーゲーム「零」、おそらく名前も知らないという方はいらっしゃらないかと思われます。

物凄く怖くて、プレイ断念した方も多いので怖いというイメージだけが先行してしまう作品ですが、これかなりシナリオがよく練られています。

特にそういう場を生み出した巫女達(各ゲームのラスボスのアレです)の話が、かなり切ない作りになっていまして、彼女達の悲惨な運命がどれもずば抜けています。

巫女の話は最後の方にならないとほとんど分からないのでクリア出来なかった人は知らないままで終わってしまったと思いますが、勿体ないですよ、主人公達の話もいいのですが、巫女の話が一番の目玉なのです。

彼女達がどうして巫女になったのか、どうしてそれまでは上手く行っていたはずの儀式が失敗してしまったのか、どうしてそのまま彷徨う事になってしまったのか、実際にあなたの目で確かめてみて下さい。

勿論物凄く怖いですし、難易度も高いのでクリア出来ない!という方も多くいらっしゃると思いますが、そこは大丈夫ですよ、プレイ動画がたくさんあります(ただし、所謂絶叫動画がゲームの雰囲気を堪能出来ないので、プレイ動画をオススメします)

やっぱり神様なんていなかったね「いつか降る雪」

上記のセリフが有名なこの作品。ノベルゲーでは基本的に「バッドエンド」と「トゥルーエンド」という分け方になるのですが、こちらでは「カオスエンド」と「ピュアエンド」という分け方になっています。

舞台は人里離れたサナトリウム「白亜館」で、主人公は医者、ヒロイン達はそこで治療を受けていて重症な病を抱えている患者達という感じになっています。

治る見込みのない病気を抱えている少女達(主人公も残りの寿命が少ないらしい)とのやり取りがテーマなので、当然話も重くなります。

鬱ゲーとして有名にさせたのがタイトルの「やっぱり神様なんていなかったね」ですが、これはとあるヒロインのカオスエンドの際に、そのヒロインがスケッチブックに書いた文字です、ここに至るまでに何があって、どうして彼女にその言葉を書かせたのかは、プレイして確認して下さい。

また、この作品はカオスエンドでもピュアエンドでも主人公は死んでしまう鬼畜使用になっているようですね、ピュアエンドとは一体何なのか……。

妄想が具現化する「カオスヘッドノア」

英語のスペル表記が面倒だったのでカタカナで書かせて頂きました。こちらはPS3、xbox630、PSPで発売された「妄想科学アドベンチャーゲーム」です。

特徴は物凄くグロテスクな事件でしょうか。公式HPで事件の概要が書かれていますので、確認してきて下さい、それがダメだと思った場合は潔く諦めた方がいいかもしれません。

それで、妄想が具現化するのですが、シナリオが結構重たいものになっています。主人公はもちろん、各ヒロイン達の過去が、そして向かう途中、行きついた先が、結構えげつないですね。

トゥルーエンド以外は、あまり報われませんし、とあるヒロインのエンディングはすごいです。このエンディングのためだけに年齢制限がかかったという噂があるくらいですし。

ただし、主人公にイライラするかもしれません、私はそうでした。人と関わるのが苦手で嫁は2次元のキャラクターというモロヲタクなのですが、喋る時はどもってばかりですし、好きなアニメの話になるともたつきながらマシンガントークになりますし、いざという時に女の子を頼ってばかりの情けない男です。

トゥルーエンドの場合のみ、とても格好良くなるのですが、それ以外はもう……スクールデイズの誠とは違う意味で人気なさそうですね、彼は(笑)

その辺りが大丈夫そうならやってみて下さい、システムも独特で面白いですし、考えさせられる事もあります(たとえば、その人に見えている色が、本当に他の人とも同じ色が見えているのか、とか)

とあるルートがかなりグロくてえげつないので、一応覚悟を決めてからプレイなさる事をオススメしますよ、あれはいくら実験とは言え、ヒドイですね。

凌辱・乱交・鬼畜プレイ「螺旋回廊」

主人公は冴えない(本人談)大学助教授で、ヒロインは教え子達と同僚の先生。主人公がとあるアングラなサイトに間違えて入ってしまった事から主人公とヒロイン達が不幸に巻き込まれるというものです。

基本的にどのルートを通っても、ヒロインが拉致され、レイプされ、鬼畜プレイされ(縛り、スカ●ロ、ア●ルプレイは必ずある)、その様子が撮られたビデオを送り付けられて、ヒロイン・主人公ともにぶっ壊れます

エンディングも幸せといえば幸せなのかもしれませんが、どれもバッドエンドですね。精神がまともな状態で終わるキャラクターは存在しません。

どのヒロインも可哀相なのですが、とあるヒロインが本当に不憫です。可哀相のレベルを超えていますね、ハッピーエンドをあまり好まない私でも、おまけのハッピーエンドで彼女が幸せになれた時は嬉しかったですし(笑)

とにかく鬼畜プレイ、鬼畜使用となっていまして、人の心が壊れていく様、貼り付けた表の顔が破れて本当の裏の顔が出て来るという表現がすごいです。

誰にだって仮面はあるでしょう。表裏のない人間なんてほとんどいないと思いますし、その差がどれだけ大きかの問題だと思います。

この作品は、主人公やヒロイン達の仮面を外して裏の顔を表に引っ張り出させるので、特に主人公の精神が病んでいって隠されていた本性が表に出てきた時は、圧巻です。

では最後に……あなたの仮面の下は、どんな顔をしていますか?